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日本電産株式会社は、1973年の創業以来今日まで、京都の地を本拠地とし、世界のNidecとして大きく発展してきました。本建物は、創業30周年記念事業として建設されたものであり、本社機能をはじめ、研究開発部門が集結した中央開発技術研究所として、日本電産株式会社の21世紀の中核施設としての役割を担っています。
建物の基本コンセプトには、①21世紀京都のメモリアルデザイン、②高機能性と防災性能、耐震性能の追求、③環境に配慮した省エネルギー化の追求、の3点を掲げ、建物のインテリジェント化を追求しています。
外観デザインは、21世紀へ上昇するスペースシャトルをイメージしたデザインとし、且つ、京都の南の玄関口に相応しい、新しいランドマークとしての象徴性を追求しています。外壁には御影石打ち込みのPCパネル板とアルミCWを使用し、モノトーンでシックな色調に仕上げています。
機能面では、多機能でありながらもフレキシブルでクオリティーの高い環境作りを実現し、緊急用へリポートを設置するなど、防災性能の向上に配慮しています。建物構造には、CFT構造、アンボンドブレースによる制震構造を採用し、耐震性能に優れた構造としています。
また環境への配慮として、高層ビルの利点を活かした勾配屋根の部分には、外観デザインとの調和に配慮し、建材一体型のアモルファス太陽光発電システムを設置するなど、省エネルギー設備を積極的に導入しています。
株式会社 日建設計
川島 克也