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大東建託品川本社ビル

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品川駅東口の旧国鉄操車場跡地の再開発事業は、「品川グランドコモンズ」によってほぼ完成を見ることになった。品川イーストワンタワーはこの品川グランドコモンズの北端の、駅から最も近い位置に計画された。

24階までが事業者である大東建託の本社を含むオフィス、中間機械室とホテルのバック部門を含む25階のトラス階で柱スパンを切り替え、その上に26階から32階までを中央に自然光を取り入れた大きなアトリウムをもつストリングスホテル東京、さらに屋上には品川グランドコモンズ全体の熱源供給をまかなう地域冷暖房のクーリングタワーがある。

隣接するビル群に対して45度振られた外壁面はマスタープランの段階で風環境を検討した結果決定されていた。それに加え、高層階のホテルの壁面を湾曲したガラス面とすることで、周辺への電波障害を和らげるとともに、セントラルガーデンと呼ばれるランドスケープを挟んで並び建つ品川インターシティ北端の楕円形のタワーとよく馴染むスカイラインをつくり、品川東口の新たなビジネスゾーンへのゲートを構成することを意図した。外観は曲面でセットバックした高層ホテル部とその下のエアフロー横連窓と光触媒の防汚加工を施した大型陶板タイルのオフィス部、石貼りの基壇部と街区につながる低層店舗の三層構成となっているが、それら異なる外壁仕上げの殆どがPCパネルへの打込みによる。

北西面のPCパネルには、ほぼ真北に位置する東京タワーからの電波を駅西側の住宅地には反射を低減するためフェライトタイルを仕上げ材との間に挟み込んでいる。

株式会社 日本設計
崎山 茂

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