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JICA横浜国際センター

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JICA横浜国際センターが計画されたMM(みなとみらい)21新港地区は、パシフィコ横浜・ランドマークタワーといった現代的な建築物が立ち並ぶMM21 中央地区とは対照的に、赤レンガ倉庫・馬車道(万国橋通り)・汽車道といった歴史的建造物が多く残り、その歴史性を尊重した街づくりが横浜市により推進されている。 JICAの総合的な拠点のひとつとするとともに、本部における海外移住事業の拠点とする当センターの計画にあたっては、「横浜の立地特性を活かし、地域の国際化に貢献できる建築」を実現することにあった。

横浜国際センターはJICAの研修センターというだけではなく、本邦初の海外移住資料館を併設するなど複合的な内部機能であることに加えて、新港地区の象徴的存在である赤レンガ倉庫への周辺眺望を確保し、かつ万国橋通り(馬車道)の街並みの連続性と、海へ向う空間の広がりを確保する為、高層部を三角形の平面形状とするなど、特徴ある外観形状を有する建築である。

これら豊かで複雑とも言える外観の主要部を構成しているのが、実に多彩な形状を有するPC版であり、その多くはレンガ調タイルが打込まれており、歴史性と風格を感じさせるファサードの骨格を担っている。

株式会社 梓設計
安野 芳彦、深谷 創

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