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宇宙開発事業団総合開発推進棟

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日本の将来を担う宇宙開発のセンターとなるNASDA総合開発推進棟がつくばの広大な平野に竣工しました。ここではさまざまな先端技術が集まりミッションを推進していくことになります。その機能を満たすためには、それぞれのスペースの質とさりげないインタラクションを誘発する空間づくりが求められました。

“光ダクト”と呼ぶ自然光をオフィス深くまで引き込み照明エネルギーを65%(予定)削減し、より質の高い光環境を実現するシステムを開発しました。“エコロジカルコア”では、避難階段部を開放的で快適な上下階の交流の場に発展させ、その煙突効果を使い、コア自体の空気の流れと、事務室の自然換気やナイトパージによる建物全体の自然換気のルートとしています。

外壁には宇宙船の外装をイメージし、直径 40mmのドットをつけて成型したPC版(表面仕上げは雨で汚れが流れ落ちるセラミックハイブリッド塗装全艶)としています。このドットはPC版の凹凸を目立たせない効果もあります。光ダクトの導入口となる開口・庇はL型の大型PC版とし、汚れのつきにくい横深目地、アルミ笠木なしで雨だれの出ない納まり、目地巾20mmの実現等細やかなDetailが集約されています。

ロケットの発射台をイメージさせるガラスのエコロジカルコアやPC版の外装は、順次開発によって方向性のわかりにくい配置となっていた施設全体の新しい目印となっています。

株式会社 日建設計
松下 督

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