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コラッセふくしまは、今後の発展が期待される福島駅西口に位置しており、西口駅前地区のシンボルとして、先導的な中核施設となるよう計画された。施設と同時期に公園や歩道状空地などの周辺環境の整備も行われており、それらとの計画の整合を図り、全体として魅力ある都市環境を提供することを心がけた。 福島県、福島市、商工団体が共同で整備する本施設は、中小企業への総合的な支援・育成機能、市民・県民への各種サービスや観光物産情報提供サービス機能、中小企業をサポートする商工団体オフィス機能という、大きく3つの機能を持つ複合施設である。様々な目的の人々が集まり、交流する施設の中心空間として、4層分の空間を持つアトリウムを設けている。アトリウムは、低層部に配置された各機能を一体化させるとともに、施設機能を外部にアピールするためのショーケースとして、また、隣接する公園空間と内部空間を一体化させる役割を持つ。
外部デザインは、透明感のあるアトリウムや街路空間と調和するボリューム配置、壁面の分節化による親しみやすいスケールの創出や軽快で透明感のあるファサードにより、西口の新しい都市景観の形成を目指した。また、レストラン展望スペースなどを配置した高層棟最上階は、ガラスを多用した開放的なデザインとし、外観上のシンボルとしている。外装材には、磁器質タイル打込みPC版、ガラスカーテンウォール、アルミパネルを用い、先進性や発展性を表現している、白を基調とする磁器質タイルは特殊面状と平物を組み合わせており、光の角度や時間に応じて壁面の表情が様々に変化する。
株式会社 梓設計
倉岡 敏則