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JR東急目黒ビル

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当計画は東急目黒線の地下化と営団南北線の相互乗入れに伴い、地下4階の駅部分およびこれに併行する掘割状のJR山の手線上部の空間の高度利用を計り、地上17階のオフィスと店舗・銀行・駅舎の複合ビルを建設するものである。更に人工地盤上には駐車場やミニパークを設け、まちづくりに寄与する計画となっている。

高層部分は線路上空ということもあり、軽量化が必要であり、同時に外装材としての耐久性・信頼性の高いものを選定する必要があった。超軽量PC版は雨仕舞など永年の実積のある納まりで、薄板形式の複合版との性能比較なども行う中で選定した。表面は横連窓のパターンに見合ったストライプの貼りパターンとして影の出るリブ付のタイルを併用し、光線と高さによって表情を変えるようにして高層部のスケールダウンを計った。

地下駅舎の工事まで含めると、工期は7年余に及んだ。タイルの試験張りモックアップ、現場でのガラスカーテンウォール部分を含めたモックアップ、PC版の工場検査で吊り上げた時の光の効果の検討などを通して目指すべきビルの姿を折々に確認しながら監理業務を進めることが出来た。

ビルがオープンし、晴天・雨天の際には何度も見に行ったが、ガラス面との調和も保たれ、予測した効果が得られたと考えている。

目黒駅共同ビル設計共同企業体
酒井 誠

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