セルリアンタワー
- ●所在地
- 東京都渋谷区
- ●竣工時期
- 2001年3月
- ●規模
- 延床面積/105,949.93m²
地下6階/地上41階
高さ/183.85m - ●PC仕上げ・仕様
- 45角薄釉セッ器質タイル及び
一部花崗岩打込 - ●設計
- 観光企画設計社・東急設計コンサルタント 設計管理共同企業体
本プロジェクトの敷地となった東急電鉄旧本社跡地は、渋谷駅の西側200mほどの距離にあり、北側に国道246号線と首都高速3号線が平行して走り、南側は桜丘・南平台の居住地区から代官山へと続く地区の入口付近に立地する。
敷地の約10mの高低差を利用して、周辺道路から3層に渡って直接アプローチさせる計画とし、合わせて、低層部分の50%以上の部分を緑地や道路として公開することにより、セルリアンタワーの利用者のみならず、周辺地域の居住者・就業者の利用に供している。
施設は、オフィスとホテル客室を1棟のタワーに集約、宴会場施設や能楽堂といった大空間を必要とする施設を地下化し3層に渡るアプローチレベルに各施設のエントランス機能と商業・飲食施設を配置して、公開された各レベルから施設が有機的に利用できる計画としている。
低層部は、立地の特性を反映し、東面から北面は装置化・彫刻化した空間構成により、都市化した渋谷の町に新たな情報発信を表明し、西面から南面では豊かな植栽や土のにおいのする石材の使用によって、穏やかで潤いの感じられる空間を提供している。
タワー部は、オフィス・ホテルという内部の用途によって分節化し、184mという巨大なボリュームの圧迫感を和らげるとともに、正面となる渋谷駅側には深い凹凸を設けて、無機質になりがちな超高層ビルに陰影にいよる表情を持たせた。
株式会社 観光企画設計社
取締役 山田 誠夫